無事終了？

今日は、昨日軽くブログで書いた、お年寄りの施設での日本酒の会をお伝えします。

今回は新年会と称してこだわりの日本酒を嗜もうという企画で、
お手伝いをさせていただきました。
時間は午後2時からスタート、マイクを持ち日本酒の説明をさせていただきました。

主に、日本酒の発酵のメカニズム
純米酒、吟醸酒、大吟醸、本醸造酒の違い
醸造アルコールの内容
日本酒の効用など
約10分くらいの説明をしてきました。

今回は、昨年行ったワイン会よりも倍近くの参加者がいまして、70名以上の大所帯でした。
若干マイクを持ち緊張しながらの説明でしたが、
意外に？熱心に聴いてくれる方も多く説明の後には、拍手までいただきました。
つたない説明にもかかわらず、有難うございました。

その後に、1種類づつ皆さんに飲んでいただき、各テーブルへ行き話を聞いてきました。
飲める方、飲めない方、様々いましたが、
皆さん雰囲気に酔うようで、思い思いに会を愉しんでいましたよ。
驚いたのが、80歳近い方も普通に日本酒を飲む方もいて、
自分も同じように年をとっても粋に飲むことが出来たらなんて思っちゃいました。
会もあっという間に過ぎ、予定よりも30分近く早く終わりました。

でも、お年寄りの方を見ると妙に優しい気持ちになります。
その方も、自分と同じくらいの時期もあっただろうし、
自分もあのようにお年寄りになるわけですから。なんだか不思議な気分になります。
しみじみと皆さんの笑顔を見ながら思いました。


今回のラインナップですが
北の誉　本醸造　
ベーシックな味わい、ピリッとした口当たりで苦味を感じます。

旭菊　純米　大地
飲み口の酸味ががしっかりと出ていて、
若干味が若く感じるが、燗にすることでまろやかさがましそうです。

肥前蔵心　純米吟醸
香り、味ともフルーティさがとても感じ、飲みやすい味わいです。

黒田城大手門　純米大吟醸
大吟醸ならではの、繊細な味わい。酸味と苦味のバランスが良く、
かといって香りがそれほど際立っていない燗にも合う大吟醸酒です。

こういった機会を造っていただいた、施設の関係者の皆様有難うございます。
さらに、勉強して皆さんに日本酒を啓蒙して行きますよ。