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4月とはいえ、まだまだ根雪が残り、春とは思えないですよね。
自分は先週の土曜日から風邪をこじらせてしまい、声がかすれております。
昔流行った、もんたよしのりを思い出す声となってますね。
まあ今の風邪って喉からくるみたいですので、
早く風邪を治して、次の会に向けて盛り上げて行きます。
さて、先月31日に開催した、イタリア料理と日本酒 金滴の会 in Sagra
かなり、充実した内容となりました。
会の数日前に、試食をしてきましたが、マリアージュの奥深さにすっかりやられてしまいました。
日本酒の可能性、料理の幅広さ、ここまでマッチするものなのかと、感動しております。
今回の日本酒リストになります。ちょっと今回はピンボケ写真が多いですが、ご容赦下さい。
金滴彗星 純米大吟醸生酒 24BY
アルコール分 16~17度 精米歩合 40% 原料米 彗星(北海道) 蜜のような甘味のある香り、上品且つまろやかな口当たりで、
甘味が強く、綺麗。冷えた状態でお出しします。
由仁町の畑さんの苺 金滴の酒粕を射込んだ求肥
最初から、デザートで用意したのは、正直驚きました。求肥とは、雪見大福のような生地のことで、それを純米吟醸の酒粕と合わせて練ったそうです。甘酸っぱいイチゴと求肥の歯ごたえが冷蔵にすることにより、上品な味わいの純米大吟醸が口の中で洗い流してくれます。
金滴 北の純米酒 24BY
アルコール分 15~16度 精米歩合 60% 原料米 北海道産米
ミルク(乳酸系)のような香り、うっすら酸味があり、
まろやかさが引き立ち、スーッと綺麗に口に消えていく。
やや冷えた状態でお飲み下さい。
羽幌の甘海老とグリーンピースのリゾーニ(米粒パスタ)
甘海老の磯っぽい歯ごたえとグリーンピースの豆の甘さ、リゾーニによって咀嚼することにより、
北の純米酒のやや冷えた味わいにゆっくりとハーモニーが絡み合います。
金滴彗星 特別純米酒 24BY
アルコール分 15~16度 精米歩合 55% 原料米 彗星(北海道)
クリーミーな印象。甘味が強く、ほのかな酸味を残し、
スーッと綺麗に口に入り込む、常温でお飲み下さい。
赤井川コロポックル村 越冬男爵芋と牧場タカラのラクレットとスペック
芋とチーズと生ハムの三重奏が素晴らしい、単体(芋や生ハムなど)だけだと特別純米との相性が弱くなるが、3つを合わせて、特別純米酒を口に含むと、ゆっくりと口の中に溶けていくよう。
金滴吟風 純米吟醸無濾過生原酒 24BY
アルコール分 16~17度 精米歩合 50% 原料米 吟風 (北海道)フワッとミントのような香りが漂い、瑞々しい口当たりで、
うっすらと米の甘味が徐々に口に広がり、
爽やかで上品な印象。常温でどうぞ。
油でた厚岸活毛蟹と蟹味噌 素揚げの筍
後で気づいたのですが、順番を間違えてしまいました、すみません。蟹味噌の濃い味わいと筍の歯ごたえが絶妙にマッチしています。本来は山廃で合わせる予定でしたが、純米吟醸の上品さと生原酒の力強さが相まって、料理の相性を引き立たせた感がありました。
金滴吟風 山廃純米酒 23BY
アルコール分 15~16度 精米歩合 65% 原料米 吟風(北海道)カラメルのような甘い香りが立ち込め、酸味と甘味のバランスが綺麗で上品。
まろやかな酸味と苦味のバランスが良く、ぬる燗でゆっくりといただきたい日本酒です。
せたな上泉放牧黒豚のしゃぶしゃぶ 吟醸粕とかぶのスープ
しゃぶしゃぶは試食していないので、コメントできませんが、肉の旨みとかぶのスープのまろやかな味わいにより、山廃のしっかりとした骨格の味わいに絶妙に合ったように思います。
金滴吟風 山廃純米生原酒 24BY
アルコール分 18~19度 精米歩合 65% 原料米 吟風(北海道)林檎やグレープフルーツの香りがゆっくりと漂い、
綺麗な口当たりで上品な酸味が広がる。味の骨格がしっかりとあり
ちょっと時間を掛けて飲んでいただくと変化を感じる日本酒です。
熱めでご用意致します。
奄美の島豚長期熟成ベーコンのカルボナーラ
このカルボナーラに関しては、本当に驚きでした。あえてパスタを固ゆでし、さらに卵をコク塗すことにより、山廃純米生原酒の強い味わいを見事にマッチさせてしまった逸品です。噛むほどに甘味が増し、そこで山廃を口に含むことにより、口の中で味わいのマリアージュが広がるようでした。今回の会を振り返ると、最初、自分のイメージしていた日本酒の順番に関して、
どうしても固定観念が知らず知らずに出ていたようで、初心に帰るべき点も改めて考えないといけないと思いました。何より、Sagraの村井さんの料理の探究心と、金滴酒造の川端杜氏の的確な日本酒コメントにより、このような料理と日本酒のマリアージュが足し算ではなく掛け算となった気がしました。
料理+日本酒(飲み物)ではなく、料理×日本酒にもなりえる
改めて、勉強をさせていただきました。
ただ、飲んで愉しむだけではなく、料理との相性をもっと見直すべきかなと感じます。
実際、ワインに関して言えば、マリアージュと言う言葉が日常茶飯事ですし、レストランではソムリエが料理とワインの相性を常に考えるわけですから、日本酒もただ飲むだけではなく、料理とのマッチング、そして、日本酒の素晴らしさをもっと広めるべきだと思います。その部分を考えると、まだまだ探求する余地があるなと改めて感じる次第です。
ついつい、真面目に書いてしまいましたが、日本酒の面白さを感じましたね。
さあ、早く風邪を治そっと。
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