ブログランキング参加しました。1クリックよろしくお願いしますm(_)m
4月もあっという間ですね。また寒い、寒い。
よし、無事に終了しました、日本酒試飲会 会を数えて7回目なんですね。
早いものです。
とりあえず、来月以降から少しお休みして、また秋から復活する予定です。
次回は、ワイン試飲会を開催したいと思いますので、是非、ご参加お待ちしております。
さて、会の様子です。
蔵元 紹介
旭菊酒造 旭菊 (福岡県)
1900年創業の福岡県三潴郡犬塚村で日本酒造りに励んでいます。
酒名は、朝日のように勢いのある切れの良い酒を願って「旭菊」と
命名したそうです。米本来の旨みを醸し出し、
飲み飽きしない日本酒を造ることがモットーだそうです。
温和な人柄の社長が丹精こめて造った日本酒を是非ご賞味下さい。
日本酒の評点も1~3点(良い順番に低くなる)で行いました。
皆さんに聞いた点数も入れてご報告します。
日本酒一覧表
今回の日本酒ラインナップです。
旭菊 純米吟醸 麗
旭菊 純米吟醸 麗 23BY 2,700円(税込み 2,835円)
アルコール分 15.0度 日本酒度 +5.0
酸度 1.4 精米歩合 50%
原料米 山田錦24%、夢一献76%
冷や 甘酸っぱい香りがあり、うっすら葡萄のような印象も。
梅のような風合いで、甘酸っぱく上品。奥の苦味が少し強く感じる。きりっとしている
21点(この評点は、今回お越しいただいたお客様の総合点になります、因みに点数の低いものが評価の高い日本酒となります)
燗 香りがミルクのような印象。乳酸系なのかも。
甘味と酸味のバランスが際立つ。
14点
旭菊 特別純米酒
旭菊 特別純米酒 23BY 2,300円(税込み 2,415円)
アルコール分 15.0度 日本酒度 +3.0
酸度 1.7 精米歩合 60% 原料米 夢一献
冷や 瑞々しく、石鹸のような香り。甘味がしっかりありまろやか。
味わい深いまろやかさを感じる。
13点
燗 透明感のある香り、香りが殆ど感じない。酸味が抑えられ丸みが帯びる。
口に薄っすら苦味が残り、少しバランスが悪い印象も
鰤と新玉葱などと合わせてみると良いです
17点
旭菊 大地純米酒
旭菊 大地純米 23BY 2,700円(税込み 2,835円)
アルコール分 15.0度 日本酒度 +4.0
酸度 1.7 精米歩合 60% 原料米 無農薬山田錦
冷や 焦げた香り、うっすら石鹸っぽく、またオレンジの皮のよう。
甘い洋酒のような印象も(ブランデー)、味わいが薄っすら
甘酸っぱいが重たい印象も
17点
燗 甘いラムのよう、熟成の香り。山廃に近い印象も。
乳酸を強く感じ、ヨーグルトのよう。甘く旨みが強い
烏賊沖漬けクリームチーズ、玉葱とポン酢なども
13点
旭菊 純米6号
旭菊 純米6号 24BY 2,000円(税込み 2,100円)
アルコール分 15.0度 日本酒度 +5.0
酸度 1.5 精米歩合 65% 原料米 夢一献
冷や 甘い蜜と米と酵母の香り。甘酸っぱくコクがある、
奥の苦味も感じる。穀物系のようだが意外に上品。 19点
燗 穀物系や燻した米の香りがあり、甘い印象も。
ただ苦味が突出している部分も強い。ちょっとバランスの若さを感じる
酒粕のグリッシーニ、チーズなどとの相性がよさそう
13点
旭菊 綾花 純米瓶囲い
綾花 純米 瓶囲い 23BY 2,550円(税込み 2,678円)
アルコール分 15.0度 日本酒度 +4.0
酸度 1.4 精米歩合 60% 原料米 山田錦
冷や 青野菜の香り、葡萄の印象も。
甘味とコクが強く口をしぼみたくなる印象。
17点
燗 香りが芳香剤のよう。炊いたご飯の印象。
甘味がまろやかでふっくら
鹿肉(噛むほどに味わいが増す)、蝦夷鹿と三色ジャガ芋の蕗味噌焼きなど
13点
旭菊 生酛純米酒
旭菊 生もと純米酒 23BY 3,000円(税込み 3,150円)
アルコール分 15.0度 日本酒度 +4.0
酸度 1.8 精米歩合 60% 原料米 無農薬山田錦
冷や 青野菜や麹の香り、チョコレートのよう。
口当たり甘酸っぱく旨みがある。バランスが良い。 18点
燗 水飴のような香り、甘味がどんと来る。
バランスの均等も取れてよい印象。
筍料理、生昆布切干大根・人参の金平など、
またそのままで愉しむのも面白いタイプです。
17点
料理御品書き
左から
行者大蒜醤油漬けと揚げ焼き・烏賊沖漬けとクリームチーズ・鰤と新玉葱のポン酢ジュレ
生昆布と切干大根・人参の金平
蝦夷鹿と三色じゃが芋の蕗味噌焼き
牛蒡の豆乳ポタージュ
酒粕のグリッシーニ
総合的に見ると、冷やに関しては、皆さんどのタイプの日本酒も
評価は変わりませんでしたが、
燗にすると、純米6号 大地純米の評価が高く、
値段ではない評価をいただいたように感じます。
いつも思うのですが、最初試飲会を開催する前に試飲をするのですが、
当日飲んだ感覚とは違う印象は多い気がします。
特に思うのが、あまり良い印象の無いものほど、
当日に飲むと美味しく変化しているケース。
それって時間の経過と共に味がまとまっているのでしょうね。
封を開けて時間が経った、ワイングラスで利き酒をしたので、口当たりの変化。
大勢で飲むためや体調など 様々な要因はあるかと思います。
ただ日本酒は、良いお酒ほど時間が経過するごとに味の丸みが出て
美味しさが上がると思います。
ワインも一緒で良いワインほど熟成をしてから出しますから。
日本酒は、本当に奥深い。特にマリアージュとして考えると・・・。
次回からは、自分たちで考えたマリアージュを皆さんに利いて頂くスタイルもよいかも知れません。
また、ちょっと考えてみたいと思います。
今回で、日本酒試飲会はちょっとお休みいたします。
また次回は、秋口に開催しますので、是非、次回のご参加お待ちしております。
次は、ワイン試飲会を6月予定で検討しています。
日程が決まりましたら、またご連絡します。
*小飼商店Facebookページ → http://www.facebook.com/kogaisake
*小飼商店メールマガジン → http://www.mag2.com/m/0001573878.html
0 件のコメント:
コメントを投稿